備後渋 渋柿収穫体験会に45人が参加-地域産業の復興・継承し地域の発展を目指す活動に支援~ツネイシみらい財団

2014年9月29日

ツネイシみらい財団

[CSR] [告知・募集]

備後渋 渋柿収穫体験会に45人が参加-地域産業の復興・継承し地域の発展を目指す活動に支援~ツネイシみらい財団

備後渋を使用した一閑張り

ツネイシみらい財団が助成し支援をする、ぬまくま民家を大切にする会が2014年8月24日(日)、9月7日(日)に開催した「備後渋 渋柿収穫体験」に両日あわせ45人が参加しました。参加者は地元の親子や遠方は東京からの参加もあり、青柿の収穫、柿渋の工場見学、柿渋をつかった商品のご案内などをし、天然の防虫・防腐剤、柿渋の特徴、効果などを伝えました。ツネイシみらい財団は、ぬまくま民家を大切にする会と共に、備後渋を使用した商品企画などにも協力し、備後渋の継承・発展を目指しています。

 ▼ ツネイシみらい財団
 http://www.tsuneishi-mirai.or.jp

「地域の活性化」「子どもの健全育成」「文化伝統支援」の3つを運営方針に掲げる一般財団法人ツネイシみらい財団(所在地:広島県福山市)は、郷土の貴重な伝統文化の継承・発展を目指し活動する、特定非営利活動法人ぬまくま民家を大切にする会(所在地:広島県福山市)の備後渋を再生する活動を助成し、支援することで、備後地域の伝統産業を復興し、継承することで、地域の発展を目指します。

<備後渋とは>
京都の山城、岐阜の美濃と並ぶ日本三大柿渋産地の一つであり、中でも渋も強く濃厚で一番質が良いとされていました。古くは村上水軍の舟を強固に維持するために、船具の防腐剤、防水剤として柿渋を塗布するのに用い、特に帆布は濡れて重くなると操船に支障を来すため繰り返し塗られていた。備後地方では、主として漁業の網に塗布し強度を増すために使用されており、最盛期に200社余りあった「渋屋」は、漁網が木綿糸からナイロン製に変化するなど時代の変化によりその姿を次々と消しています。近年では、消臭・殺菌効果も期待され、価値が見直されています。

■ 特定非営利活動法人ぬまくま民家を大切にする会
所在地:〒720-0311 広島県福山市沼隈町草深1267番地2
理事長:竹内哲郎
ぬまくま民家を大切にする会は、日本民族建築学会の指導を得て、沼隈町の民家の調査・研究をするため1995年設立しました。民家を再生し暮らすことで、地域の文化を継承し、暖かい人間関係をもったまちづくりへの貢献を目指し、郷土の貴重な伝統文化の継承・発展を願い活動をしています。
同会は、備後地域で操業を続けていた最後の柿渋工場の閉鎖を聞き、工場を譲り受け、2013年8月「備後渋 柿渋工場」として操業を開始しました。

■ 一般財団法人ツネイシみらい財団
http://www.tsuneishi-mirai.or.jp
所在地:〒720-0313 広島県福山市沼隈町常石1083番地
代表理事:神原勝成
常石グループは1903年の創業以来、地域に支えられ共に成長する企業として地域社会と一体となった社会貢献活動に取組んでいます。ツネイシみらい財団は常石グループの創業の理念に基づき、市民・行政・企業が協働したまちづくりと子どもの健全育成を通じて、地域の活性化と豊かな市民生活の実現に寄与することを事業目的とし2010年に設立しました。

<本件に関するお問い合わせ先>
一般財団法人ツネイシみらい財団
〒720-0313 広島県福山市沼隈町常石1083番地
Tel.084-987-1534 Fax.084-987-3310
E-Mail: office@tsuneishi-mirai.or.jp