常石造船の中国のグループ会社、常石集団（舟山）造船有限公司（所在地：中国浙江省舟山市岱山県秀山島、董事長：佐藤俊夫）は、秀山郷蘭秀文化博物館に5万8千トン型ばら積み貨物船の模型船を2015年5月21日に寄贈し、蘭秀文化博物館正門前で贈呈式を行いました。

　常石造船株式会社
　http://www.tsuneishi.co.jp

　常石集団（舟山）造船有限公司
　http://www.tsuneishi-zs.com/

蘭秀文化博物館は岱山県秀山郷の北浦に位置し、秀山郷の文化、風土、人情と歴史の変革に関して見学できます。その前身は根彫、盆栽を中心とした「天趣園」芸術館で、明清時期の古色の風情の邸宅をリノベーションしています。蘭秀文化博物館は、清時代の文化著名人厉駭谷先生（秀山郷出身）の記念堂、蘭秀文化財博物館、“蘭秀幇”海運史室、蘭の花の展覧室、根彫・盆栽展覧室、蘭秀の“三大家族”の歴史室などを設置し、明清時代の家具、根彫・盆栽や徐志康、杨建伟、倪竹青など現代の舟山市著名人の書画作品など計200余りが展示されています。

今回の模型船寄贈は、舟山市の造船・海運の発展を地域の人々に知ってもらうため、浙江省を代表する造船所として常石集団（舟山）造船有限公司の主力船型―5万8千トン型ばら積み貨物船の展示依頼を受け、寄贈に至りました。今回の取り組みは、常石集団（舟山）造船有限公司が推進するCSR活動の一環で、今後も地域の方々と友好なリレーション作り、地域の発展に貢献していきます。

■常石集団（舟山）造船有限公司について
中国浙江省に位置する常石造船株式会社（本社：広島県福山市）の中国のグループ会社です。3万トン級～10万トン級のばら積み貨物船を中心に、年間20隻から25隻程度の建造能力を持ち、ばら積み貨物船のほかにも、コンテナ運搬船や曳船（タグボート）の建造にも着手しています。

URL：http://www.tsuneishi-zs.com/
事業内容：船舶の建造
設立：2003年12月
従業員：約4,800人（2014年12月時点、協力会社社員含む）
所在地：中国浙江省舟山市岱山県秀山島
敷地面積：約120万平方メートル
主要設備：船台2基、建造ドック1基、700トン門型クレーン2基、3000トン級海上クレーン1基など
建造実績船型：ばら積み貨物船、コンテナ運搬船

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